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ワクチンでアナフィラキシー、新たに12人…せきや嘔吐などの症状
厚生労働省は11日、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた医療従事者12人が、重いアレルギー症状のアナフィラキシーとして報告されたと発表した。国内でのアナフィラキシーの報告は計37人になった。これまでに接種を受けた人は18万741人となり、このうち443人が2回目の接種を受けている。
厚労省によると、12人は20歳代~50歳代の女性11人と、30歳代の男性。8~10日に接種を受け、せきや 嘔吐 などの症状が出た。全員、症状は改善しているという。医療機関からの報告では、全員が接種と「関連あり」とされた。厚労省は今後、専門家の意見を聞き、接種との因果関係を調べる。