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世界の感染者1億1750万人、死者260万人…WHOパンデミック宣言から1年

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 【ジュネーブ=杉野謙太郎】世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長が、新型コロナウイルスの流行を「パンデミック(感染症の世界的な大流行)とみなすことができる」と宣言してから、11日で1年となる。各国でワクチン接種が進むものの、地域差と数量不足から、終息には時間がかかる見通しだ。

世界の感染者1億1750万人、死者260万人…WHOパンデミック宣言から1年

パリ近郊の病院の集中治療室で、コロナ患者の治療にあたる医療従事者ら(8日、ロイター)

 1年前の宣言時に世界の感染者数は約11万8000人、死者数は4291人だった。米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、10日現在の感染者数は約1億1750万人、死者数は約260万人に上る。新規感染は一時、減少傾向にあったが、今年2月下旬から再び増加した。変異ウイルスの広がりや、「コロナ疲れ」による対策の不徹底が背景にある。

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 WHOによると、世界のワクチン接種回数は計約2億7000万回で、米英など一部の先進国や中国が先行する。国際的枠組み「COVAX(コバックス)」による途上国へのワクチン供給も始まったが、数が足りず、生産増が課題だ。

 テドロス氏は8日の記者会見で「私たちは大変に苦しみ、あまりに多くを失ってきた」と振り返り、「(ワクチンなど)パンデミックを制御する手立てはあるが、継続的かつ公平に使ってこそ可能だ」と指摘した。

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