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[東日本大震災10年 詠んで生きる・番外編]命の重み 受け止める

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[東日本大震災10年 詠んで生きる・番外編]命の重み 受け止める

震災詠を収めた歌集や句集は数多く出版されている

 震災から10年。医療や介護を巡って詠まれた短歌や俳句は多い。

     ◇

 <うちつけに投げ出されをりマグカップがパソコンが入試資料が跳んで>

 大きな揺れに職員室の何もかもが跳んだ。2011年の東日本大震災が起きた時、歌人で高校教諭の梶原さい子さん(50)は、宮城県大崎市の勤務校にいた。

 あの日を境に「そののちの人生」だという。多くの生命、故郷の風景、懐かしい暮らしが失われた。

 梶原さんの実家は気仙沼市、海沿いの由緒ある神社だ。90代の寝たきりの祖母もいる。津波の報に、泣きながら車を走らせた。

 <半身を水に漬かりて斜めなるベッドの上のつつがなき祖母>

 津波は実家まで押し寄せたが、祖母はぬれながらも無事だった。

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