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医療・健康・介護のコラム

[モデル 辻元舞さん](下)破水から27時間、陣痛はこの世の痛みじゃない……2人目は和痛分娩に

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 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のショーダンサー時代にスカウトされ、芸能界に入ったのはちょっと遅めの22歳。CMや映画などにも出演しましたが、芸能一本でやれるようになったのは結婚、出産してから。インスタグラムの発信が関心を呼び、ママさんモデルとして共感を呼んでいます。「VERY」を始め多くの美容・ファッション雑誌で活躍するほか、TBS系のバラエティー番組「プレバト」では、絵画の腕前を披露しています。2人の男の子を育てる辻元舞さんに仕事、出産、子育てについて聞きました。(聞き手・渡辺勝敏、撮影・中山博敬)

[モデル 辻元舞さん](下)破水から27時間、陣痛はこの世の痛みじゃない……意識はもうろう、「腰をさすってー」と夫に叫び続けた

陣痛の最中に赤いものを吐いた………「血、血…」と夫はパニック!

――ママさんモデルとしてご活躍ですが、出産は順調でしたか。

 1人目は破水から27時間かかったので、大変な思いをしました。陣痛はこの世の痛みとは思えないほどでした。破水した夜、お酒を飲めない夫がその日はたまたま飲んでいたので、夜中の2時に1人で荷物を持ってタクシーで病院に行きました。ちょっとけんかでしたよ。夫が来た頃には、陣痛が進んでいて意識はもうろう。吐き気がしたので吐いたら、赤いものが出て、「血、血、血……」と夫はパニックを起こしてナースコールを連打。イチゴくらいしか食べることができなかったので、それが出てしまったみたいで。夫に「違う、これっイチゴーッ」と叫んだのを覚えています。その後も「腰をさすって」「そこじゃない」「もっと強く、早く」とかすごい 剣幕(けんまく) で叫び続けていたらしいです。私自身は、よく覚えていませんが、出産した後は夫もくたくたでした。

――おしゃれなママさんモデルも、出産となるとさすがに様子は違いますね。

 出産を思えば、すべての痛みは大丈夫だと思いますよ。だから2人目は和痛 分娩(ぶんべん) を選びました。痛みを取っただけで、お産はこんなに楽になる、楽しめるものになるんだって思いました。痛みを我慢するだけで消耗していたんですね。1人目は「とにかく早く出てくれ」と思っていたのに、和痛なので余裕がありました。体がリラックスしているから、出産後も楽で回復は早かったです。

1人目の時、最初の半年は産後うつだったかも……突然泣いたり、怒ったり

――子どもが生まれてからも、夜泣きとか育児は大変ですよね。

 今思えば、1人目の時は、産後うつというのか、ノイローゼみたいになっていました。生後半年ぐらいまでは、ホルモンバランスが崩れていたこともあり、自分の感情をうまくコントロールできなくて、突然泣いたり、怒ったりしていました。長男は、母乳を飲んでいる時と寝ている時以外はずっと泣いているような子でした。1人目だったので、赤ちゃんはそういうものなのかと思っていたんですが、健診でほかの子を見た時に「えっ、おとなしいんだ」と驚きました。

――ご主人のサポートはいかがでしたか。

 赤ちゃんが生まれたからといって、父性は自然には芽生えないものなんだと思いました(笑)。完全に母乳で育てていたこともあって、だっこを代わってもらっても、息子が泣き出すとすぐに「ママどうしよう」と諦めが早くて。こっちは手伝ってほしいのに、「デートがしたい」とか「外食がしたい」とわがままを言うんです。子どもが生まれて、嫁との時間を奪われたぐらいの感覚だったのかもしれません(笑)。夫が赤ちゃん返りしてしまった感じだったので、大変でした。

2人目は夫が赤ちゃんのミルク担当、自分は長男中心に

――奥さんのことが大好きなんですね。その状況は変わりましたか。

 子どもが1歳ぐらいになって、「パパー」と口に出して、何を訴えているかわかるようになると、父性が芽生えていろいろやってくれるようになりました。子どもの感情がわからないと、宇宙人みたいなものなのかなと思いました。1人目の時は、私は仕事が少なくて夫は働いていたし、私自身も赤ちゃんの面倒は女性がみるものだという意識もあって、抱え込んでいたところもありました。2人目になると、すっかり変わりましたよ。

――どう変わりましたか。

 2人目は何をすべきか夫もわかるようになっていたので積極的に手伝ってくれています。母乳を早々にやめてミルクに切り替えたのは、ミルクを夫に担当してもらって、子育てを分担したかったということがあります。私も早く仕事に復帰したかったし、母乳をあげると上の子が嫉妬するとも思いました。それで赤ちゃんは夫の担当、私は上の子を徹底的にケアするようにしました。どうしても上の子は赤ちゃん返りしますから。

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