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医療ルネサンス

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詠んで生きる・がん<1>闘病前向きに 詩誌復刊

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詠んで生きる・がん<1>闘病前向きに 詩誌復刊

作品を手に笑顔を見せる山本育夫さん。手前は復刊した詩誌「博物誌」(本人提供)

 突然の激しい腹痛は腸 閉塞へいそく だった。2016年12月、甲府市でNPO法人「つなぐ」の理事長を務める山本育夫さん(73)は、大腸をふさいだポリープががんであると告げられた。地域のガイドブック作りや街歩きイベントの開催で、充実していた時期だった。

 すぐに切除手術を受けた。「抗がん剤はどうしますか」と、医師が尋ねた。山本さんは「あの時の自分は、ネット検索や知人の話から、抗がん剤の副作用などマイナス面にばかり目が向いていて、拒否してしまった」と振り返る。

 それから1年。肝臓と腹膜に3か所の転移が見つかった。放っておけば半年から1年の命という。まもなく70歳、「もういいか」とあきらめかけた時に、妻から「私のために抗がん剤治療を受けて」と頼まれた。

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