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医療従事者らに「地上の星」でエール、小学校庭に六芒星…JAXA衛星から撮影

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医療従事者らに「地上の星」でエール、小学校庭に六芒星…JAXA衛星から撮影

人工衛星から撮影された水沢南小校庭の「六芒星」(JAXA提供)

 岩手県奥州市立水沢南小学校の校庭に反射板を設置して描いた「地上の星」を、宇宙航空研究開発機構( JAXAジャクサ )の人工衛星「だいち2号」が撮影に成功した。JAXAからの画像データが25日、披露された。

 企画・実施したのは、同市の会社経営佐々木孝さん(65)。宇宙に関する教育を行う公益財団法人「日本宇宙少年団」(東京)のリーダー資格を持ち、同少年団のプロジェクト「だいち2号に写ろう」を知った。「新型コロナ禍の今、魔よけの意味があるとされる 六芒星ろくぼうせい で、医療に従事している人たちへの感謝を示したい」と、正三角形を二つ組み合わせた形にした。また、子供たちが将来、輝いてほしいとの願いも込めた。設置場所は、同小の菅原文彦校長に相談し、了解を得て実現した。

 だいち2号は電波を発し、反射して戻ってきたものを画像処理する。描いた六芒星は30メートルの大きさで、反射板は、アルミホイルを貼った一辺62~78センチの板3枚を組み合わせたものを自作し、星の角と交点の計12か所に置いた。上空を衛星が通過する機会は1月にもあったが、反射板の方向を誤って失敗。再度の挑戦となった今月18日は、慎重に調整し、午前11時42分、見事に成功した。

 上空600キロから撮影された星は、黒い画面の中に小さくくっきりと写った。佐々木さんは「一度失敗したので、『やった』という気持ち。子供たちには、未知のものにわくわくする気持ちを、将来の夢へとつなげてほしい」という。

 画像は、同小のブログで公開している。

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