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宣言全面解除後にイベント上限1万人に緩和…西村再生相「状況を見ながら判断」
西村経済再生相は26日の記者会見で、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言を3月7日に全面解除した後に、大規模イベントの参加人数制限を緩和すると表明した。解除した都府県が対象で、4月11日までの経過措置とする。
宣言対象地域で最大5000人だった上限を、1万人まで緩和する。大規模な遊園地など、人が密集しないような施設については、上限1万人のところを2万人まで入場できる実証実験も行う予定だ。
4月11日で経過措置が終了した後には、上限を「収容定員の50%以内」に緩める。定員4万人であれば、2万人まで増やせることになる。政府はさらなる緩和も検討しており、西村氏は「(感染などの)状況を見ながら次のステップで判断をしていきたい」と語った。