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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

[ きょうの健康レシピ ]

健康・ダイエット・エクササイズ

ライスクリームグラタン…牛乳粥のホワイトソース

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 今回は、ご飯で作るホワイトソースのご紹介です。

 「牛乳 (がゆ) にすると、ご飯とたんぱく質が、一緒にとれるでしょ」という訪問先の介護者の方の一言。「今より飲み込みが悪くなったらこれをミキサーにかければいいのかしらね」という会話からアイデアをいただきました。

 皆さんは、お粥をミキサーにかけたことはありますか? お粥をミキサーにかけると (のり) 状になり、そのままでは、口の中やのどに貼りつきやすく、飲み込みにくいものです。しかし、そこに少量の塩分を加えると、粥の離水が起こり、ゆるいとろみ状になります。この性質を生かしたのがこのレシピです

 できあがりのホワイトソースだけでは、とても飲み込みにくいものですが、ミートボールなどグラタンの具とよく混ぜ合わせることで、ホワイトソースのべたつきが軽減され、食べやすくなります。

 今回は、レトルトの味付きミートボールを使用していますが、焼き鳥缶や魚の缶詰などでも、おいしくできます。ピザ用チーズが食べにくい方には、マヨネーズでも代用できます。

 このレシピ、牛乳を豆乳に変えれば、アレルギーをお持ちの方のホワイトソースの代用にもなります。

 ただし、ご飯やお粥をミキサーにかけただけでは、非常に飲み込みにくいものです。食べる方の飲み込みの機能に合わせて提供しましょう。

[作り方]

(1) ご飯と牛乳を小鍋に入れ、弱火でかき混ぜながら約10分加熱する。火を止めて蓋をして5分ほど蒸らす。

(2) 冷凍のホウレンソウは、電子レンジや鍋で加熱して軟らかくする。レトルトパックのミートボールも温めておく。

(3) (1)、塩、コショウをミキサーに入れ、なめらかになるまで 攪拌(かくはん) する。

(4) レトルトのミートボール、ホウレンソウとホワイトソースを混ぜ合わせ耐熱の器に入れる。ピザ用チーズをかけてオーブントースターで2分ほど焼いてできあがり。

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

(レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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