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マスクを紫外線で「5分間除菌」する箱、湿気や臭いも軽減…注文うなぎ登り

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 新型コロナの感染拡大により、日々の生活でマスクの着用は欠かせない。そんな中、医療機器製品の開発・製造を手掛ける太洋工業(川崎市高津区)は、マスクを紫外線で除菌するケース「紫外君」を開発した。昨年11月の販売開始以来、注文はうなぎ登りで、今月からは川崎市のふるさと納税の返礼品にも加わった。

マスクを紫外線で「5分間除菌」する箱、湿気や臭いも軽減…注文うなぎ登り

マスク除菌ケース「紫外君」を手にする佐野社長(川崎市高津区で)

 ケースは縦約20センチ、横約12センチ、高さ約5センチ。内蔵バッテリーが搭載され、高い除菌効果がある紫外線「UV―C」を照射してマスクを5分ほどで除菌する。乾燥ファンにより湿気や臭いなどの不快感を軽減できる。重さは約300グラムで、持ち運びにも便利だ。

 片面ずつ除菌する「シングル照射タイプ」と、上下から照射して両面を同時に除菌する「ダブル照射タイプ」の2種類で、使い方はトレーの中にマスクを入れてスイッチを押すだけ。北里環境科学センター(相模原市)で実施した性能評価試験では、99・99%の除菌効果が得られたという。

 深刻なマスク不足となった昨春、手持ちのマスクを洗って繰り返し使わなくてはならない状況になったことをきっかけに、いつでもどこでも手軽に除菌できる製品の開発を開始。同年5月から半年ほどかけて完成させた。

 広範囲を短時間で除菌できるように、ウイルスや細菌の抑制効果がある紫外線「UV―C」を照射するLED(発光ダイオード)を複数組み込み、紫外線を直接目にしないようスライド式にした。

 マスク不足が解消された現在も、マスクを何度も取りかえる場面は多く、佐野仗太郎社長(56)は「少しでもお役に立てればうれしい。新型コロナだけでなく、インフルエンザ対策にも役立ててほしい」と話している。

 シングル照射タイプは9000円、ダブル照射タイプは1万2000円(いずれも税抜き)。スマートフォンや時計、アクセサリー、カギなどにも使用できる。問い合わせは同社(044・379・7048)へ。

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