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[生殖補助医療の法整備]<4>代理出産「道閉ざさないで」

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 「おばあちゃんから生まれてきたんだ」

 関東地方に住む小学5年生の飯島海斗君(11)は、両親の受精卵によって、祖母から生まれた。「生まれ方がみんなと違ってもいい。それが僕だから」と、笑顔を見せる。

 母の夏美さん(39)は、1歳の時に腫瘍が見つかり、子宮を全摘出した。結婚前、夫の達也さん(54)にそのことを伝えると、「誰でも事故や病気で産めない体になる可能性はある。2人で笑って暮らせればいい」と言ってくれた。

 「私に産ませてほしい」。結婚後、夏美さんは母の阿部陽子さん(65)から想定外の提案をされた。夏美さんは卵巣で卵子を作れるため、代理出産で子どもが持てる可能性がある。

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