山口真弓の「子どものココロとカラダを育む簡単レシピ」
エクササイズ・健康・ダイエット
切り干しダイコンと大豆のカレースープ…心も体もほっこり温まるスープ
こんにちは。乳幼児専門の管理栄養士の山口真弓です。
今月は、心も体もほっこり温まるスープをご紹介しています。
今回は、昆布、切り干しダイコン、シイタケの植物性のおだしを存分に楽しめるスープです。カレー粉を加えることで味がグッと締まります。カレー粉なしで薄味に作れば、赤ちゃんの離乳食にもおすすめのスープです。ただし、干しシイタケや切り干しダイコンはかみづらい食品なので、お子さんのかみ方に合わせて下さい。大豆は粒のままですと、 誤嚥 につながるので潰してあげましょう。
食べる具が少なくても、汁にたっぷりと栄養が溶け込んでいます。11月のレシピでも「みそ汁は汁を飲んでいれば大丈夫!」とお話ししましたが、スープだけでも十分、栄養がとれます。
切り干しダイコンには、カルシウムや鉄などのミネラル、干しシイタケにはビタミンDが豊富に含まれているので、免疫力アップにもつながるスープです。干しシイタケは、ご家庭でヒダを上にして2~3時間天日干しにすると、さらにビタミンDが作られますよ。
[作り方]
(1) 鍋に昆布水を入れ、切り干しダイコンと干しシイタケを戻す。
(2) ニンジンは千切りにする。干しシイタケは軟らかくなったら薄切りにする。
(3) (1)の昆布水の鍋を火にかけ、ニンジン、干しシイタケ、大豆、しょうゆ 麹 を加え、煮立ったら弱火にして野菜が軟らかくなるまで10分ほど煮る。
(4) 仕上げにカレー粉を加えて出来上がり!
※味が足りなければ、塩をプラスして。
※干しシイタケはスライスタイプを使うと、より時短に作れます。戻さず、鍋に昆布水を入れ、切り干しダイコンとともに直接、火にかけて軟らかくすればOK。
(レシピ作成 乳幼児専門の管理栄養士 山口真弓)
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