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感染拡大抑制の台湾・韓国、違反者に厳罰姿勢…「対策に満足」85%

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 【台北=杉山祐之、ロンドン=緒方賢一】新型コロナウイルス感染拡大の抑制に成果を上げている台湾や韓国などでは、違反者に罰金を科すマスク着用の義務付けなどを制度化している。

 台湾当局は病院、公共交通機関などでマスク着用を怠った場合は伝染病予防法に基づき、3000~1万5000台湾ドル(1台湾ドル=約3・7円)の罰金を科す。隔離を巡る違反にも、特別条例で10万~100万台湾ドルの罰金を定める。昨年11月には、南部・高雄市の隔離施設で自室から8秒間廊下に出た外国人が10万台湾ドルの罰金を命じられた。

 厳しい罰則にも、台湾住民の多くは理解を示す。世論調査機関・台湾民意基金会による昨年12月の調査で、約85%が感染対策に「満足している」と回答した。

 韓国でも厳しい罰則が感染抑制策を後押ししている。感染者の入院拒否には最大で懲役を科し、濃厚接触者の検査拒否にも罰金を科す。5人以上の私的な会合は禁止され、公共交通機関などでマスク着用が義務付けられている。従わなければいずれも過料が科される。

 ロンドンを中心とする英イングランド全域では自宅に親類や友人を招いた会食が禁止され、「正当な理由」のない居住地域からの移動には罰金を科す厳しい制限措置を取る。それでも、2日の新規感染者は1万6000人超と感染拡大が続く。

 英国では制限措置が長期化し、ロンドン中心部のハイドパークなどでは外出した多くの市民が集まる光景が目立つ。ロンドン北部では1月下旬、出席者6人までに制限されている結婚式に約150人を集めたとして、主催者らが摘発された。

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