田代由紀子のアスリートレシピ
エクササイズ・健康・ダイエット
シュクメルリ…東ヨーロッパのジョージアの郷土料理
今週は先週に続き、体を温める作用のある食材を使ったお料理です。
今回の温め食材は「ニンニク」。独特の強い香りがあり、スタミナ食材としても知られていますが、その香り成分「アリシン」は、代謝を高め、血行を促進する働きがあると言われています。
アリシンは、加熱することで、血液をサラサラにする働きや 末梢 血管を拡張して血液循環を高める働きを発揮するので、温め効果を期待するのであれば、加熱して食べましょう。
ニンニクをたっぷり使うこのお料理は、東ヨーロッパのジョージアの郷土料理です。鶏むね肉を牛乳で煮込むシンプルなお料理ですが、糖質をプラスできるようジャガイモを一緒に煮込みました。コリアンダーパウダーやフェネグリークパウダーといったハーブを加えると、より現地に近い味になります。
[作り方]
(1) 鶏むね肉を一口大のそぎ切りにし、塩をまぶし、10分ほど置く。
(2) ニンニクはみじん切り、マッシュルームは薄切りにする。
(3) ジャガイモは乱切りにして電子レンジ(600W、3分)にかけておく。
(4) (1)に薄力粉をまぶし、米ぬか油をしいたフライパンで両面を焼いて、いったん取り出す。
(5) (4)のフライパンにニンニクを入れ、焦がさないようにいためる。
(6) 香りがたったら、マッシュルーム、(3)、(4)、牛乳を入れて一煮たちさせ、シュレッドチーズを加えて、チーズが溶けるまで煮込む。
(レシピ作成 アスリートフードマイスター 田代由紀子)