松丸奨の「おとなの給食アレンジレシピ」
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肉団子エノキあん…和風の味付けがおいしい
小学校栄養士の松丸奨です。今日は、和風の味付けがおいしいレシピ「肉団子エノキあん」のご紹介です。
肉団子は、揚げないタイプで、フライパンで焼いてから調味料で煮るので、気軽に作れるのがうれしいポイントです。この和風調味液の味付けと肉団子は相性抜群です。肉団子のうま味が調味液に出て混ざり合うことで、絶品のあんができ、ご飯のおかわりがとまらなくなるのです。学校では、このとろみあんのためにおかわりの列ができるほどです。
食材で注目なのがエノキです。カロリーはほとんどなく、ビタミンB1、B2、ナイアシン、カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などが含まれています。特にビタミンB1はキノコ類の中でもトップクラスに含有されており、疲労回復や皮膚や髪の毛、爪などの健康維持が期待できます。エノキはうま味が出やすい食材で、一手間をかけていためると、よりおいしさがアップします。おいしい和食を楽しみましょう。
[作り方]
(1) ニンジンとタマネギをみじん切りにして、いため油以外の肉団子の材料をよく混ぜる。全卵にしてしまうと生地が軟らかくなりすぎてしまうので、卵黄のみを使用する。食べやすい大きさに丸めておきましょう。
(2) フライパンにいため油を入れて、強火で加熱して1分。肉団子を入れて全面に焼き目をつける。周りがカリカリになったら火を止める。
(3) エノキは根を落とし、ネギと万能ネギは小口切りにし、別の鍋にエノキあんの材料を全て入れて、強火で一煮立ち。水溶き片栗粉でとろみをつけて、(2)の肉団子を入れてフタをする。弱火で5分煮れば完成。
(レシピ作成 栄養士 松丸奨)
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