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東京都1万4000人抗体検査、陽性率は1・8%…10月の1・5倍に上昇

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 東京都は28日、計約1万4000人を対象に新型コロナウイルスの感染歴を調べた抗体検査の結果を明らかにした。昨年12月の陽性率は1・8%で、10月の1・2%から1・5倍に上昇していた。都は市中感染が拡大した影響とみている。

 この日、開かれた新型コロナのモニタリング(監視)会議で公表された。検査は昨年9~12月、都立病院などを受診した新型コロナ以外の患者のうち、各月3000~4000人の血液を採取して実施。過去に感染したことを示す陽性反応が出た人の割合は、9月1・15%、10月1・2%、11月1・82%、12月1・8%で推移した。都医学総合研究所の小原道法・特任研究員は「陽性率の上昇から、(11月以降の)感染の広がりが推測できる」と報告した。

 一方、都によると、今月28日までの1週間平均の新規感染者数は987・4人。約3週間ぶりに1000人を下回ったが、重症化リスクの高い高齢の感染者は増加している。入院患者や重症者も減っておらず、モニタリング会議に出席した専門家は「救急搬送が困難な状況が続いている。通常医療は圧迫され、危機的状況だ」と指摘。4段階で評価する都内の感染状況と医療提供体制の警戒レベルは、ともに最も深刻なレベルが維持された。

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