文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

医療ルネサンス

 読売新聞の人気連載「医療ルネサンス」の記事を読むことができます。

医療ルネサンス

[意思決定]認知症と生きる<3>研ぎ澄まされる本人の核

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

 認知症の人が、意思を失い、自分をなくすことはない。その人の核は逆に研ぎ澄まされていく。元弁護士の 嘉味田高かみだたかし さん(66)が通う「のぞみメモリークリニック」(東京都三鷹市)の相談員、青山聡子さん(60)は、そう感じる。

[意思決定]認知症と生きる<3>研ぎ澄まされる本人の核

高さん(中央)と美幸さん(左)から近況を聞く相談員の青山さん(のぞみメモリークリニックで)=宮崎真撮影

 2015年からの折れ線グラフがある。高さんが半年ごとに行ってきた、認知機能検査の結果を表にしたものだ。認知症の進行を遅らせる薬の効果と、今後の見通しが分かる。

 16年から線は右肩下がりになった。18年前後の1年は横ばいを保ち、再び下がった。

この記事は読者会員限定です。

読売新聞の購読者は、読者会員登録(無料)をしていただくと閲覧できます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

医療ルネサンスの一覧を見る

最新記事