医療大全
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[意思決定]認知症と生きる<3>研ぎ澄まされる本人の核
認知症の人が、意思を失い、自分をなくすことはない。その人の核は逆に研ぎ澄まされていく。元弁護士の 嘉味田高 さん(66)が通う「のぞみメモリークリニック」(東京都三鷹市)の相談員、青山聡子さん(60)は、そう感じる。
![[意思決定]認知症と生きる<3>研ぎ澄まされる本人の核](https://image.yomidr.yomiuri.co.jp/wp-content/uploads/2021/01/20210127-249-OYT8I50089-N.jpg)
高さん(中央)と美幸さん(左)から近況を聞く相談員の青山さん(のぞみメモリークリニックで)=宮崎真撮影
2015年からの折れ線グラフがある。高さんが半年ごとに行ってきた、認知機能検査の結果を表にしたものだ。認知症の進行を遅らせる薬の効果と、今後の見通しが分かる。
16年から線は右肩下がりになった。18年前後の1年は横ばいを保ち、再び下がった。
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