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受け付けから待機まで最短13分、最長26分…川崎市でワクチン接種の大規模訓練

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 新型コロナウイルスのワクチン接種が来月にも開始されるのを前に、厚生労働省と川崎市は27日、同市幸区の市立看護短期大学で、市民への集団接種を想定した国内初の大規模な訓練を行った。

受け付けから待機まで最短13分、最長26分…川崎市でワクチン接種の大規模訓練

厚生労働省と川崎市の主催で行われた、新型コロナウイルスのワクチン接種会場運営訓練。会場になった短大の体育館では、各エリアがパーティションで区切られ、接種希望者役の人たちが順路に従って接種ブースまで進んだ(27日午後、川崎市幸区で)=関口寛人撮影

 訓練には「接種希望者役」約20人を含め、医師や看護師ら計約60人が参加。会場となった体育館を九つのスペースに分け、〈1〉受け付け〈2〉予診票の記入・確認〈3〉医師による問診〈4〉接種・接種済み証の交付〈5〉副反応の有無を確かめる経過観察(15~30分)などの流れを確認した。

 感染拡大防止のため、会場内では「3密」対策を徹底。扉を開放して換気し、参加者には入場前と接種直前に2回検温を行った。待機スペースには1~1・5メートルの間隔を空けていすを設置した。

 市が受け付けから経過観察の待機に入るまでの所要時間を計測したところ、最短で13分、最長の人は問診が長引くなどして26分かかるなど、ばらつきがあった。視察した福田紀彦・川崎市長は「目詰まりが起きると、接種をこなせる回数が減っていく。改善して全国の自治体の参考になる情報を発信していきたい」と述べた。

 ワクチン接種は2月下旬に医療従事者を対象に開始し、その後、高齢者や基礎疾患のある人らに対象を広げていく予定。厚生労働省は、訓練の様子を動画にまとめるなどし、全国の自治体向けに情報提供する。

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