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医療・健康・介護のニュース・解説

[ニュースQ+]ワクチンの「副反応」、「副作用」と違うの?

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 Q 副反応とは。

 A ワクチンの接種によって体に免疫反応が起こり、感染症の発生や重症化を防ぐ免疫ができる。接種時に、有害な反応が起きることがあり、これを副反応と呼ぶ。

 Q 副反応は、副作用とはどう違うのか。

 A 薬やワクチンの使用後に起きる、期待されたものと異なる有害な影響という意味では同じだ。治療に使う薬では「副作用」と呼び、ワクチンの場合は「副反応」と分けて呼ばれる。英語では同じ「side effect」という言葉が使われるのが一般的だが、日本では薬害の歴史などもあり、より厳密な使い分けが進んだとみられる。

 Q 新型コロナウイルスのワクチンの副反応には、どんなものがあるのか。

 A 軽いものとしては、接種後に筋肉痛や頭痛、 倦怠けんたい 感などがある。重いものでは「アナフィラキシー反応」と呼ばれるアレルギー症状が報告されている。米疾病対策センター(CDC)の集計によると、昨年12月23日までに米国で米製薬大手ファイザーのワクチンを1回接種した約190万人のうち、21人にアナフィラキシー反応が起きた。20人は回復し、1人の容体は確認できていない。同様の症状がワクチンの接種後に起きる割合は、一般に100万人に1人とされるが、この集計時点では約9万人に1人だった。

 Q 副反応の情報は、どのように集めるのか。

 A はしかなど定期接種のワクチンの場合は、副反応が疑われる症状がわかった場合、医療機関から国への報告が予防接種法で義務付けられている。因果関係がわからないものも含めて幅広く集めるため、「副反応疑い」として報告される。その後、専門家の意見も踏まえて因果関係を調べ、安全対策に生かしている。

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