神奈川県内では２２日、新たに６２７人の新型コロナウイルス感染が発表された。横浜、海老名市などの５０～８０歳代の男性５人の死亡も確認された。

　新規感染者は居住地別で、横浜市２７３人、川崎市６９人、相模原市５０人、藤沢市３７人、横須賀市３５人、大和市２７人、小田原市１６人、平塚市１４人、茅ヶ崎、厚木市が各１１人、座間、海老名市が各８人、綾瀬、秦野市と東京都が各７人、愛川町５人、逗子市、寒川町が各３人、伊勢原市、箱根町が各２人、鎌倉、南足柄市と二宮町が各１人、その他２９人。

　県厚木保健福祉事務所の管内では、民間の学校に通う１０歳代の男女９人の感染が確認され、クラスター（感染集団）と判断された。

　このほか、クラスターとなっている横浜刑務所（横浜市港南区）は２２日、新たに受刑者ら１０人の感染が判明したと発表した。重症者はいないという。横浜刑務所の感染者は計１０２人になった。

　米海軍横須賀基地（横須賀市）は、新たに関係者３３人が新型コロナに感染したと発表した。同基地の感染者は発表を始めた７月２１日以降、累計５３０人となった。うち３６４人が回復し、残り１６６人は隔離されている。