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濃厚接触者の制限、短縮可能?…同居人感染から発症まで10日以内「95%」

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 東京都港区みなと保健所は22日、新型コロナウイルスの発症者と同居していた濃厚接触者で、後に発症した人についての調査結果を公表した。濃厚接触者で発症した140人のうち95・7%は同居人の発症後、10日以内に発症していたことから、同保健所は「現在14日間となっている濃厚接触者の健康観察期間は短縮可能ではないか」としている。

 同保健所では、濃厚接触者の健康観察の適正な期間を調べるため、千葉大学総合安全衛生管理機構と国立国際医療研究センターの医師の協力を受けて、調査を実施。調査結果では、昨年4~11月に同保健所が就業制限や入院勧告をした2022人のうち、発症者と同居し、その後に発症した140人は、7日以内が125人(89・2%)、10日以内が134人(95・7%)、14日以内が139人(99・2%)だった。

 国の通知では、濃厚接触者となった場合、最終接触後14日間の健康観察と不要不急の外出自粛が要請されるが、同保健所はこの結果に基づき、「健康観察・行動制限の期間は、7日または10日に短縮できることが示唆された」と結論付けた。

 同保健所の松本加代所長は「濃厚接触者になると、行動が制限されて仕事などにも影響する。期間が短縮されれば、そうした社会的不利益の軽減にもつながる。国は適正な期間を検討してほしい」と話している。

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