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中国やWHOの「初期対応が不十分」…独立調査委「昨年1月に強力な対策取れたのは明らか」

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 【ジュネーブ=杉野謙太郎】新型コロナウイルスに関する世界保健機関(WHO)や各国の対応を検証するWHOの独立調査委員会は18日、中国やWHOの初期対応が不十分だったとする中間報告書を公表した。今年5月のWHO年次総会で最終報告書を提出する。

 新型コロナは昨年1月上旬、中国湖北省武漢市で最初に感染拡大が深刻化し、世界に広がった。報告書は「昨年1月に中国の国や地方の保健当局がより強力な対策を取ることができたのは明らかだ」とし、中国の初動に遅れがあったと指摘した。

 WHOについては、昨年1月22日まで専門家による緊急委員会を開かなかった上、22、23日の緊急委員会で「国際的な公衆衛生上の緊急事態」の宣言を見送ったことに言及。「なぜ、もっと早くに会合を開かなかったのか、なぜ、ここで宣言の発出に合意できなかったのか、理由が不明瞭だ」と疑問を呈した。

 また、2月4日時点の中国以外の感染者数は176人だったが、報告書は「わずかな件数でも拡散を防ぐために素早く行動すべきだとの明確なシグナルだった。あまりに多くの国で見過ごされた」と各国の対応も批判した。

 独立委は、ニュージーランド元首相や英国元外相、WHOから独立した立場の専門家ら計13人で構成される。

 この日は、WHO執行理事会がオンライン形式で始まった。米国代表は中国代表に対し、14日に武漢市入りしたWHOの国際調査団に必要なデータを提供し、医療従事者や元患者への聞き取りにも応じるよう要求。中国代表は「適時にゲノム(全遺伝情報)を公表し、感染予防や制御の経験を共有するなど、常に開かれ、透明性をもって責任を果たしてきた」と反論した。

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