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換気で窓開ける機会が増えたから?…110番「騒音苦情」は68%増

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 昨年1年間に神奈川県警が受理した110番は、前年比約2万7000件減の約82万件だった。新型コロナの影響で人出が少なかった春季と、台風被害によるSOSが少なかった秋季の通報件数の減少が、年間の総数を引き下げたとみられる。

 県警通信指令課のまとめによると、感染拡大で初めて緊急事態宣言が発令された前後の3~5月の通報件数は計18万6756件で、前年同期から2万3273件減と大幅に減った。

 4~5月の宣言発令中、特に減少したのは交通事故と泥酔者に関する通報。交通事故は前年同期比で6407件(33・5%)減の1万2697件、泥酔者は1187件(58・6%)減の837件だった。

 これに対し、発令中の騒音苦情は2720件(68・7%)増の6677件と激増しており、同課は、人の流れや交通量が減った一方で、在宅時間や換気で窓を開ける機会が増えるなど、生活スタイルの変化が影響したとみている。

 一方、人出が戻った夏以降では、8月の通報が7万6005件(前年比2633件増)、11月が7万610件(同1422増)と増加した月もあった。「第3波」で感染者が急増していた12月は、7万2334件で前年から72件減ったものの、春季に比べて減少幅は小さく、外出自粛ムードが広がっていなかったことをうかがわせた。

 また、運転免許の更新や過去の近所トラブルの相談など、出動が不要な110番は年間で約29万件、いたずらや間違い電話も約10万9000件に上った。同課は「不急の相談や要望は各警察署の窓口などに問い合わせてほしい」としている。

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