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教えて!ヨミドック

医療・健康・介護のニュース・解説

そばかすって、いつか消えるの?

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遺伝で色素が過剰発生

そばかす なぜできるの?そばかす なぜできるの?

   そばかすだよね、これ。いつ頃からできるの?

 ヨミドック 3歳以降の幼少期にでき始め、思春期に目立つようになります。

  なんでできるの?

  遺伝が原因と考えられています。色白の人にできやすく、日本人には少ないとされています。肌の一部の「メラノサイト(色素細胞)」が、「メラニン」という色素を過剰に作るため、局所的に発生する仕組みです。

 皮膚の細胞とメラニンは約1か月で、皮膚の表面に押し上げられ、 あか や古い角質となって、はがれ落ちます。そばかすの場合はメラニンが周辺の皮膚よりも過剰に作られているため、黒く見えます。紫外線にあたると、メラニンはさらに増え、一層濃くなります。

  「シミ・そばかす」って言うね。シミとは違うの?

  シミの一種です。頬などにでき、直径1~5ミリの淡い褐色や褐色のものがそばかすです。

  そばかす以外のシミって?

  代表的なものは老人性色素斑(日光性黒子)です。頬などにできる淡い褐色や濃い褐色のものです。日光が主原因でできます。「肝斑」という、頬骨のあたりなどに、左右対称に現れる褐色のものもあります。ホルモンの乱れが原因の一つと考えられていて、女性に多くみられます。

  そばかすは、いつか消えるの?

そばかす なぜできるの?

  思春期を過ぎると、加齢とともに薄くなる傾向があります。メラノサイトの働きが低下し、メラニンを作る能力が落ちるためです。

 そばかすを完全に消すことは難しいです。でも光治療で目立たなくすることは期待できます。ただ、公的な医療保険の適用はないので、全額、自己負担です。

 厚生労働省が承認した医薬部外品の美白化粧品も、メラニンの生成を抑え、そばかすを防ぐ効果があります。

  健康上の問題は?

 ヨ 皮膚の機能に支障はありません。でも、子どもで顔や首、腕など、紫外線を浴びる部位に、大量にそばかすのようなものができ、皮膚の乾燥もひどくなる人がいます。それは「色素性乾皮症」という、皮膚がんになりやすい病気の可能性があるので、皮膚科を受診してください。

 (大沢奈穂/取材協力=市橋正光・アーツ銀座クリニック院長、安藤秀哉・岡山理科大教授)

 ヨミドックは読売新聞の医療サイト・ヨミドクターのお医者さんキャラクターです。

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