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英で流行の変異種、静岡の3人から検出…国内で感染か

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 厚生労働省は18日、新型コロナウイルスに感染した静岡県内の男女3人から、英国で流行する変異種が検出されたと発表した。3人に海外への渡航歴はなく、渡航歴がある人との接点も現時点で確認されていない。感染経路が不明な変異種の感染者が明らかになるのは初めてで、厚労省は変異種の市中感染が広がっている可能性があるとして警戒を強めている。

 発表によると、変異種が見つかったのは、静岡県内の20歳代女性とその濃厚接触者の40歳代女性のほか、60歳代男性。3人は、県内の同じ地域に居住している。いずれも今月上旬に症状が出て、現在は自宅で療養中だという。3人に海外への渡航歴はなく、厚労省の担当者は「国内で感染したとみられる」とし、感染経路を調べている。

 英国由来の変異種は、従来のウイルスより感染力が最大70%高い可能性がある。国内ではこれまで、南アフリカとブラジル由来の変異種も含めて41人の感染者が確認されているが、いずれも海外から入国した人や、渡航歴のある人の濃厚接触者だった。

 18日夜、東京都内で記者会見した国立感染症研究所の脇田隆字所長は「面的な広がりを持って、市中感染が起きているという認識はしていない」との見解を示した。今後、静岡県内で変異種の感染状況の調査体制を強化するという。

 厚労省はこのほか、英国から入国した東京都の20歳代男性1人からも英国の変異種が見つかったと発表した。

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