ウェルネスとーく
医療・健康・介護のコラム
[タレント キンタロー。さん](下)なぜか右のおっぱいしか吸わない娘「大きさがメッチャ左右非対称に」…コロナ禍で受診控え、乳腺炎が悪化
AKB48の元メンバー前田敦子さんのものまねや、世界大会にも出場するほどの社交ダンスの実力で一躍人気者になったお笑い芸人のキンタロー。さん。2020年1月に長女を出産し、仕事と育児に多忙な毎日を送っています。コロナ禍での育児の様子や、お笑いの世界に飛び込むまで深く悩んだことなど、お聞きしました。(聞き手・藤田勝、撮影・中山博敬)
離乳食に苦戦 歯応えのさじ加減がわからない
――娘さんは、もうすぐ1歳。子育ては順調ですか。
もう本当、つくづく順調です。わりと大きく生まれて、今は普通ぐらいですね。離乳食はちょっと苦戦しています。最初は、とにかくドロドロにすればよかったんです。でも中期の離乳食は、大人と同じ食べ物でもダメなんだけど、かといってドロドロでもダメで、さじ加減がすごく難しい。
ちょっと歯応えのあるものがいいと思って、ジャガイモを軟らかくして刻んであげたら、「エー」って吐いたりして、どっかに詰まったかなって心配したり、本当に怖いです。
――自分と似ていると思いますか。
今のところ、私が赤ちゃんのときよりも、しっかりと自立しているようです。私は人見知りが結構あったらしいけど、娘はそんなにしないし、寝起きのぐずりもそんなにないです。私はすごく、ぐずりがひどかったと聞いているのに。夜泣きもあまりなくて、睡眠不足に悩まされることも、あまりなかったです。
負担が大きな右乳 乳腺炎に
――乳腺炎になったとか。
なぜか、おっぱいは右乳だけ吸うので、メッチャ左右非対称になってしまいました。交互に吸ってほしいのに、左は吸ってくれません。乳腺炎になったのも、結局、右乳だけで踏ん張って、負担が分散されないから。
――治療もしたんですか。
それが難しいところで、乳腺炎には2タイプあるらしく、ひたすら母乳を出した方がいい乳腺炎と、離乳食が始まった赤ちゃんの口から雑菌がうつって抗生物質が必要な乳腺炎。どちらかは病院に行かないとわからないんですが、このコロナの状況なので、最初は病院に行かずに済ませていたらひどくなり、結局、病院に行きました。
――子どもがいることは、仕事の励みにもなりますか。
はい。変な顔をして見せると、すぐ笑ってくれるので、「やっぱりお笑いの仕事を頑張ろう」と思います。小さくても面白いのはわかるんですよ。
――何か、おしゃべりもしますか。
「ババ、バババババー」って言いますね。「誰がババアだ」(笑)って思いますけど、たぶん意味はないと思います。
――あいにく、今は親子で外出しにくいですね。
本当は子どもを連れていろいろ行きたいけど、なかなか……。顔が知られているので、変なふうに言われやしないかとおびえています。「こんなご時世なのに」って言われたらどうしよう、とか。
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