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「鬼滅」映画が大ヒットの東宝、最終利益140億円に上方修正…緊急事態の影響「限定的」
東宝は12日、2021年2月期連結決算の業績予想を上方修正し、最終利益を140億円と見込むと発表した。公開中のアニメ映画「劇場版『
昨年10月時点では最終利益を90億円と予想しており、56%の引き上げとなる。ただ、20年2月期の最終利益366億円に比べ約6割減の水準にとどまる。
売上高にあたる営業収入は1650億円から1860億円に引き上げた。興行収入は昨春の緊急事態宣言発令で映画館が休業した昨年前半は落ち込んだが、「鬼滅」の上映を開始した10月以降に回復した。東宝はこの作品を製作会社のアニプレックスと共同配給している。
1都3県の緊急事態宣言の再発令で、映画館は営業短縮への協力を求められている。東宝は「今回は一部の営業制限にとどまるため、影響は限定的」とみている。
同時に発表した20年3~11月期連結決算は、最終利益が前年同期比61・9%減の112億円だった。
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