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「時間差で食事」「家族同士でもマスク」…受験生のコロナ対策

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緊急事態宣言で受験生家庭のコロナ対策どうする?

写真はイメージです

 受験シーズンが本格化する直前に、新型コロナウイルスの感染が拡大し緊急事態宣言が東京など1都3県で再発令された。受験生のいる家庭では特に不安も大きいだろう。家庭内感染も増えている。改めて感染防止策を確認したい。

 「本番を控えて不安や緊張が増す時期に、コロナ対策も重なりストレスが倍増している」。中学受験をする長男をもつ横浜市内の主婦(51)はため息をつく。コロナ禍で迎える受験に戸惑う家庭も多い。

 文部科学省と厚生労働省は昨年12月、受験生向けに感染防止を呼びかける文書を発表した。新型コロナには誰もが感染する可能性があるとし、身近に感染者がいても責めることなく、感染症から自分を守る行動を心掛けるよう求めた。

 浜松医療センター(静岡県)の感染症内科部長、矢野邦夫さんは、家庭内での感染防止策の徹底を訴える。家族は寝食を共にし、接触する時間が長いからだ。

 矢野さんが改めて求めるのが手洗い、手指の消毒だ。ドアノブやテーブルなどよく触ったり、 飛沫ひまつ が飛びやすかったりする場所の消毒も徹底したい。室温に気をつけながらこまめに換気をすることも重要だ。

 矢野さんは家庭内で家族と話をする際にもマスクの着用を勧める。受験生はなるべく自室で勉強し、食事も自室で一人で食べたり、ほかの家族と時間をずらしたりする方がいいという。

  受験生のいる家庭での感染防止対策のポイント  ・互いに体調を確認。症状がある場合は早期に受診  ・こまめな手洗いや手指消毒  ・ドアノブなど手で触れる部分の消毒  ・家族同士でも会話の際はマスク着用  ・受験生は一人、または時間差で食事をする  ・室温に気をつけながらこまめに換気  ・感染が疑われる家族と受験生は接触しない

 

 栄養バランスにも注意を払いたい。日本栄養士会副会長の鈴木志保子さんによると、免疫力を最大限発揮するには、エネルギーや栄養素をバランスよく摂取する必要があるという。

 そのためには、主食、主菜、副菜、乳製品を適正量摂取することが大切だ。また、試験前の緊張や興奮で胃腸の機能が低下することもあるので、油物は避け消化しやすい献立を心がける。食欲がない場合にはスープなどもお薦め。

 鈴木さんは「食事で『おいしい』と感じることで緊張がほぐれることもある。感染対策と合わせ、食事がおろそかにならないようにしてほしい」と話す。

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