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コロナで受診控え、歯の病気「悪化」68%

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 新型コロナウイルスの感染拡大で、院内感染などへの懸念から医療機関での受診を控える動きが出ているが、医科よりも歯科でその傾向が顕著であることが、岩手県保険医協会のアンケート調査でわかった。

 調査は昨年9月23日~10月31日、県内で開業医を営む医科317人、歯科344人に実施。それぞれ68人(21%)、66人(19%)から回答を得た。

 受診を控えることで病状が悪化したと思う事例の有無を尋ねると、「あった」と回答したのは医科が5人(7%)だった一方、歯科は45人(68%)に上った。

 具体的な状況を聞くと、医科では糖尿病やアトピー性皮膚炎などの患者が受診の中断で症状が悪化したケースが報告された。歯科では歯周病の悪化が32例と最多で、受診の中断で虫歯が進行し、抜歯などに至ったケースも27例あった。

 歯科で受診控えの傾向が顕著であることについて同協会は、歯の治療は、ほかの治療より優先順位が低くなりがちなことがあるとみている。ただ、歯の症状が悪化してから受診する傾向があるといい、同協会は「受診控えはさらなる病状悪化につながる。自己判断で受診を控えず、かかりつけ医に相談して早期に適切な受診をしてほしい」と呼びかけている。

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