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愛知の感染者が過去最多、知事「拡大続けば緊急事態宣言要請も視野」

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 愛知県内では6日、364人の新型コロナウイルス感染が確認され、先月30日の294人を大幅に上回り、過去最多を更新した。大村秀章知事は、この水準で感染者が増え続けた場合、県を緊急事態宣言の対象に加えるよう国に求めることも検討する考えを示した。

愛知の感染者が過去最多、知事「拡大続けば緊急事態宣言要請も視野」

県民に感染対策の徹底を呼びかける大村知事(6日、愛知県庁で)

 緊急事態宣言を巡っては、東京や神奈川など1都3県が国に発令を要請し、7日にも再発令される見通しだ。会見で大村知事は西村経済再生相に県内の感染状況を説明したことを明らかにし、「今の感染傾向が変わらなければ、愛知を宣言の対象に加えてもらうことも視野に入れて検討せざるを得ない」と語った。

 県内の感染状況は昨年末まで、200人台を中心に推移。1月に入り、1~4日は100人台だったが、5日に273人となり、6日も約90人増えて、過去最多を大幅に更新した。

 大村知事は、名古屋市を中心に感染者が増加し、徐々に周辺都市に広がっているとの認識を示した上で、「年末年始で首都圏から帰省し、家族と発症したケース以外にも、全体として感染が広がっている。非常に厳しい状況だと認識せざるを得ない」と危機感をあらわにした。

 また、名古屋市内の医療提供体制について、確保病床約300床に対し、入院者が260人余に上っていることを明かし、「極めて 逼迫ひっぱく している。市民、県民にはこの状況を認識して、行動の変容をお願いしたい」と不要不急の行動自粛などを呼びかけた。

 県全域の確保病床数は1102床に増床したという。

 居住地別の内訳は、名古屋市145人、豊田市22人、春日井市21人、豊橋市17人、岡崎市12人、一宮、あまの両市が10人、瀬戸、蟹江の両市町が9人、北名古屋、豊川の両市が8人、西尾市7人、東海市6人、尾張旭、日進、小牧、弥富、碧南、蒲郡の各市が5人、江南、半田、刈谷、知立の各市が4人、稲沢、愛西、知多、安城の各市が3人、犬山、津島、大口、豊山の各市町と京都府が2人、豊明、岩倉、南知多、大府、田原、扶桑、武豊、幸田の各市町と東京、福井、静岡、岐阜の各都県が1人。

 クラスター(感染集団)関連では、名古屋市の医療機関で13人が感染。高齢者施設2か所でも計3人が感染した。弥富、春日井、瀬戸の各市の医療機関でも計6人の感染が、豊橋市の高齢者施設でも3人の感染がそれぞれ判明した。また、名古屋市立東部医療センターは看護師3人が新たに感染したと発表した。

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