個人や集団の個別判断の為の論拠の共有 寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受 2020年12月23日 昨年の終わりごろから新型コロナウイルスが表社会に出現して変異して、それがどこまで偶発でどこまで人為的かは不明ですが、改めて重要なのは今後も続く新型コロナと他の病原体や体内要因および社会要因の綱引きをしながら医療を存続させることと経済や政治外交その他を並列させることです。 UK=英国には英国の医療や政治の事情もあるので、それは一つの参考ですが、その結論の政策のみならず、岩田先生がお示しになられたような論拠というものは大事なのではないかと思います。 エビデンスは切り取られた条件付きの情報を人間が解釈したものに過ぎず、しばしば暴走する事実も含めて、数年前のディオバン事件の反省を日本は前向きに生かすべきだと思います。 エビデンス以外の情報や願望に沿わない結果も受け入れて再考する必要があります。 空気中でも最低3日間も生きると言われるウイルスが風に飛んで拡散しないわけもないですが、バリバリの密集地域や防護なしでの危険区域の滞在を減らすことは大事だと思います。 同じく人の心は風任せですが、いくつかの論拠があれば、行きすぎや想定外の事態が発生した時の抑止力にはなります。 変異種の毒性が同程度なら、今は程々に密集を避けて、家や職場の近所で個人や少人数で飲食する程度は認めないと、禁酒法時代よろしくかえってアングラ化しますし、生活も精神も持たないでしょう。 人間は正しい事だけを続けられる生き物ではありません。 コロナがさらに悪性に変異したり、他の病原や社会問題が発生した時の余力を残しておくことは集団心理の問題として大事だと思います(今の時点での完全ロックダウンは個人的に反対です)。 また、看護師や医師の退職のニュースもありますが、制度や施設に設備の再編成も必要でしょう。 誰にとっても最善の判断など存在しませんが、論拠まで共有することで、個人や集団にベターな判断の幅を持たせることができます。 違反報告
個人や集団の個別判断の為の論拠の共有
寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受
昨年の終わりごろから新型コロナウイルスが表社会に出現して変異して、それがどこまで偶発でどこまで人為的かは不明ですが、改めて重要なのは今後も続く新型コロナと他の病原体や体内要因および社会要因の綱引きをしながら医療を存続させることと経済や政治外交その他を並列させることです。
UK=英国には英国の医療や政治の事情もあるので、それは一つの参考ですが、その結論の政策のみならず、岩田先生がお示しになられたような論拠というものは大事なのではないかと思います。
エビデンスは切り取られた条件付きの情報を人間が解釈したものに過ぎず、しばしば暴走する事実も含めて、数年前のディオバン事件の反省を日本は前向きに生かすべきだと思います。
エビデンス以外の情報や願望に沿わない結果も受け入れて再考する必要があります。
空気中でも最低3日間も生きると言われるウイルスが風に飛んで拡散しないわけもないですが、バリバリの密集地域や防護なしでの危険区域の滞在を減らすことは大事だと思います。
同じく人の心は風任せですが、いくつかの論拠があれば、行きすぎや想定外の事態が発生した時の抑止力にはなります。
変異種の毒性が同程度なら、今は程々に密集を避けて、家や職場の近所で個人や少人数で飲食する程度は認めないと、禁酒法時代よろしくかえってアングラ化しますし、生活も精神も持たないでしょう。
人間は正しい事だけを続けられる生き物ではありません。
コロナがさらに悪性に変異したり、他の病原や社会問題が発生した時の余力を残しておくことは集団心理の問題として大事だと思います(今の時点での完全ロックダウンは個人的に反対です)。
また、看護師や医師の退職のニュースもありますが、制度や施設に設備の再編成も必要でしょう。
誰にとっても最善の判断など存在しませんが、論拠まで共有することで、個人や集団にベターな判断の幅を持たせることができます。
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