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時代が変われば医師も診療もあり方が変わる

寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受

機械の進歩、技術の進歩に人間の頭や常識はなかなかついていかないものです。
僕は新研修医制度初期の世代ですが、その時の指導医は旧制度バリバリで、今や還暦を迎えているであろう、その友達や同級生の町医者は、それまでの経験でなんとなく転職できた、という認識があったのではないかと思います(その認識が正しいかどうかは別として)。
そして、今以上に、人材が大学の医局人事の配下にあり、CTやMRIなど、大学と一般病院やクリニックの機械の格差も資本格差に比例して大きかったのではないかと思います。
指の切り傷、その最大級の切断指は、大学によっては形成外科も生まれていましたが、15年前の当時はまだ存在しない大学もありました。
内科、外科から各診療科に細分化されていった昭和、平成の時代がありました。
風邪はむしろ除外診断の方が大事、という認識も今ほどは情報共有がなされていなかった時代だと思います。
赤チン塗って傷口を乾かすのが常識だった時代も変わりました。
そして、何よりも、ある程度の標準医療どころか最先端の考えや基準が一般人にも共有される時代になりました。
今や、論文や教科書も半分すっ飛ばしながら、各学会がSNSで直接一般大衆に語り掛け始める時代です。
地域によっても、個人や組織によっても、1-3次レベルの患者をどのタイミングでどう触って受け渡していくのかは課題ですが、家庭医の今までだけでなく、これからどうなるのかまで語ってほしいとは思います。
欧州ビッグクラブの元サッカー監督が、全てをGM兼監督が取り仕切ることはなくなったとの時代の変化を書いていました。
おそらく、先生が経験して身に着けてきた家庭医のコアを、新しい先生方は違う背景とシステムで身に着けていくのではないかと思います。
放射線科で研修を受けた家庭医はおそらく患者の問診や聴打診からいくつかの画像をイメージして、診断或いは後送の判断をするでしょう。

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