山口真弓の「子どものココロとカラダを育む簡単レシピ」
妊娠・育児・性の悩み
お餅deとろとろ豆乳みそグラタン…餅の食べ方には十分お気をつけください
こんにちは。乳幼児専門管理栄養士の山口真弓です。
明日1月11日(月)は「鏡開き」ですね。鏡開きには、お汁粉やぜんざいをいただくことが多いと思います。
毎年、小さなお子さんや高齢者の、餅による窒息の事故が起きていますので、餅の食べ方には十分お気をつけくださいね。
乳歯が生えそろう3歳頃まではお口での処理が難しいです。また、乳歯が生えそろっていてもかむ機能・飲み込む機能が不十分ですと詰まらせてしまうこともあるので、かむ・飲み込むの練習を食事の中でしていきたいですね。
普段から早食い・丸飲み傾向のあるお子さんは、与え方に注意が必要です。食べるときは大人がそばで見守りつつ、きちんと座って食べるようにしましょう。
今回は、豆乳で餅を溶かして、グラタンを作るときのとろみづけの代わりにしました。お正月に余りがちな餅を使ってアレンジしてみてください。とろっとした食感ですので、餅が食べられないお子さんでもおいしく食べられると思いますよ。
[作り方]
(1) ホウレンソウは根元をカットして、花瓶に花を挿すように水に10分ほどつけ、アク抜きする。
(2) アク抜きをしている間に、タマネギは薄切りにし、シメジは手でほぐして、フライパンにオイルを温め、タマネギとシメジをいためる。
(3) ホウレンソウを3~4cmに切り、(2)に加えていため、しんなりしたら、ツナ缶(汁ごと)と(A)を入れ、2~3分煮る。
(4) 煮ている間、耐熱容器に(B)を入れ、ラップをして電子レンジで2~3分加熱する。加熱後、餅と豆乳を混ぜ合わせる。
(5) (4)を(3)に入れ、全体を混ぜ合わせとろみをつける。
(6) グラタン皿など耐熱容器に流し入れ、とろけるチーズ、パン粉をかけてトースターで7~8分焼いて完成。
※ホウレンソウは、アク抜きをしなくてもよいですが、すると独特の苦みなどが抜け、より食べやすくなります。
※味付きのツナ缶を使う場合は、みそやチーズの量で味を調整してください。ウインナーやベーコン、鶏肉などを使ってもOKです。
(レシピ作成 乳幼児専門の管理栄養士 山口真弓)
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