記者出前レク
回想サロン
大縄跳び、缶下駄…懐かしい遊びを語る~和光市図書館で出前レク
よみうり回想サロンの出前レクが、11月25日、埼玉県和光市の「和光市図書館」で開かれました。
会場では新型コロナウイルスの感染防止のため、入場の際に検温や手指消毒、マスク着用のほか、座席の間隔を空けるなどの対策もとられました。
読売新聞クロスメディア部の山本淳一記者が進行役となり、昭和30年代を振り返りました。
昭和30年(1955年)頃から人気が沸騰した「三人娘」のクイズから、若い頃によく歌った歌に話題が広がりました。参加者からは、近江俊郎の「湯の町エレジー」、美空ひばりの「柔」「川の流れのように」など当時の流行歌が次々と挙がりました。舟木一夫の「高校三年生」が大ヒットした頃に中学3年生だったという女性は、「『高校』を『中学』に替えて、みんなでよく歌っていました」と笑顔で話してくれました。
子どもの頃の遊びでは、大流行したフラフープのほか、「大縄跳びをよくやった。学年に関係なく、近所の子どもたちみんなで遊んでいた」という男性や、空き缶に穴を開け、ひもを通した「缶下駄(缶ぽっくり)」で遊んだという女性もいました。この女性は「昔は、おもちゃを買ってもらうよりも、身近にあるものを材料にして、自分たちで作ることが多かった」と話していました。
昭和33年(1958年)、美智子さまが皇太子妃に決まったときや、ご成婚の際には、やはり日本中が盛り上がったそうです。当時、高校生だった女性は「校内のあちこちに美智子さまの写真が貼ってあって、みんなあこがれていました」と話していました。また別の女性は「小6のころ、青山通りにご成婚パレードを見に行きました。記念に、近くのお店で買ってもらったネックレスを今でも持っています」とうれしそうに話していました。
昭和30年代後半の新・三種の神器(3C)のひとつ、カー(自動車)ついては、女性の参加者が「当時は、スカG(スカイラインGT)を持っている男性がもてました。女の子たちも、そういう男性を彼氏にしようと一生懸命でした」と青春時代に思いをはせていました。
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