田代由紀子のアスリートレシピ
健康・ダイエット・エクササイズ
牡蠣と生揚げの豆鼓煮こみ…豆鼓のコクが牡蠣のうま味を引き立てます
今週は旬の牡蠣を使ったお料理です。
牡蠣は「海のミルク」と呼ばれ、グリコーゲンや必須アミノ酸をはじめ、ビタミンB1・B2・B12などのビタミンB群、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルを豊富に含む栄養価の高い食品です。中でもアスリートが不足しがちな亜鉛の含有量は、食品の中でもトップクラス。亜鉛の不足が貧血などの原因の一つといわれているので、アスリートには頼もしい食材です。
ただし、食あたりが心配されるので、生食は避け、しっかりと加熱しましょう。
今回は、植物性たんぱく質が豊富な生揚げと合わせて、中国の発酵調味料「 豆鼓 」で煮込みました。豆鼓のコクのある味が、牡蠣のうま味を引き立てます。
[作り方]
(1) 牡蠣は片栗粉(分量外)をまぶしてよく洗い、流水で流して水気を切る。
(2) 厚揚げは縦半分に切ってから1cmの厚さに切る。
(3) 豆鼓、ネギ、ニンニクはみじん切りにする。
(4) フライパンに米油、(3)を入れて弱火にかけ、香りがたったら水・しょうゆを加えて煮立たせる。
(5) (2)を加えて煮込み、片栗粉をまぶした(1)を加えて煮る。仕上げにゴマ油を回しかける。
(6) 器に盛り、小口切りにした小ネギをのせる。
(レシピ作成 アスリートフードマイスター 田代由紀子)
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