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働き盛りの40代が高血糖、そばの早食いが要因?…市「5回多くかんで」

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 「越前おろしそば」が名物の福井県越前市が、市民の健康診断結果を初めて分析したところ、働き盛りの40~44歳で血糖値が高いことがわかった。市は、そばをはじめとした「早食い」が要因の一つとみて、「5回多くかむ」など食べ方の改善を啓発していく。(橋野薫)

 2018年度に健康診断を受けた40~74歳の市民3363人を対象に、検査結果や問診への回答を分析したところ、特に40~44歳で血糖値が高いことが判明した。1デシ・リットル中、男性は104・0ミリ・グラムで、県平均より7・6ポイント、全国平均より8・4ポイント高かった。女性も95・9ミリ・グラムと県平均より5・7ポイント、全国平均より6・4ポイント高かった。

 市は、問診に「他の人より食べるのが速い」と答えた人が37・4%で、県平均(33・8%)や全国平均(28・3%)より高かったことを踏まえ、「40~44歳は、共働きで子育て中の人が多いとみられる世代。食事に充てられる時間が短いことが血糖値の高さにつながっているのでは」と推測する。

 また、「そば好きの市民が多いことも一因かもしれない」と、手早く食べられる越前おろしそばの影響もあるとにらむ。

 対策として市は、そば店などに対し、ゆっくり食べることを推奨してもらおうと検討したが、新型コロナウイルス感染対策として、「密」を防ぐため、客に長居しないよう求めている飲食店もあることから断念。市は「ゆっくり食べることを勧めるのは、客の回転率に影響する可能性もあり、難しかった」とする。

 今後、かむ回数を増やす必要性を訴える文言を入れたチラシやポケットティッシュなどを配布することで、市民に「早食い防止」を呼び掛けていくという。

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