町田忍の昭和回想
回想サロン
サンタさん くれたブーツは お菓子入り
昭和は遠くなりにけり--。銭湯や手描き看板をカメラにおさめ、お菓子のパッケージを収集するなど、庶民の暮らしを見つめてきた町田忍さんが、懐かしいあれこれをイラストにして回想します。みなさんも古いアルバムや本、新聞を引っ張り出し、町田さんのイラストと合わせて、昔を振り返ってみてはいかがでしょうか。 |
クリスマスブーツ
子供の頃のクリスマスを思い起こしてみると、幾つか記憶に残ることがある。クリスマスケーキがバタークリームだった。それから、クリスマスの朝起きると、サンタさんがお菓子の入った銀紙の貼ってある靴を枕元に置いていってくれたこと。
ボール紙で芯をつくったこのブーツは、現在も売られていて、この間、懐かしくなっておもわず購入した。発祥については諸説あるようだが、昭和30年代はじめ、群馬県草津市のある食品包装加工メーカーの社長さんがクリスマスツリーに下がっている靴下を見て思い立ち、それが全国に広まったとされる。
今も、中に入ったお菓子を取り出す時はわくわくする。ちなみに写真は、私が幼稚園に通っていた4歳の頃、サンタさんとクリスマスツリーを描いた絵である。
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はる
サンタさんのブーツお菓子、今でもワクワクします。 幼稚園の頃の絵が保管されてたことに驚き、ほのぼのしました。 毎回、楽しく拝見してますが、可愛い...
サンタさんのブーツお菓子、今でもワクワクします。
幼稚園の頃の絵が保管されてたことに驚き、ほのぼのしました。
毎回、楽しく拝見してますが、可愛いクリスマスの風景の絵に、思わず初めてコメントしました。
これからも昭和の思い出、待ってます。
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