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さいたま市の同じ病院で2度目のクラスター…入院患者ら11人感染

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 埼玉県内では12日、新たに199人の新型コロナウイルス感染が確認され、1日あたりの感染者としては最多を更新した。県の担当者は「感染者数の高止まりが続いており、危機的な状況で憂慮している」と話している。

 新規感染者の内訳は、県発表が137人、さいたま市が30人、川口市が20人、川越市が7人、越谷市が5人。ただ、県は、7日に発表した陽性者1人が実際には感染していなかったとして取り下げたほか、感染者2人が重複していたとして訂正した。これにより県内の感染者数は3人減り、累計1万297人となった。

 さいたま市は12日、「彩の国東大宮メディカルセンター」(さいたま市北区)で同日までに医療従事者4人、入院患者7人の計11人が感染し、クラスター(感染集団)が発生したと発表した。全員が内科・泌尿器科の病棟関係者という。同病院のクラスター発生は2回目で、県内初とみられる。

 感染者のうち8人が12日の新規感染者で、11日に感染が判明した入院患者の男性(60歳代)は重症となり、転院を準備しているという。

 県の発表によると、クラスター化している和光市の「菅野病院」で7人の女性患者(50~80歳代)が感染したほか、深谷市の高齢者向け住宅「カーサファースト」の女性職員(50歳代)の感染も判明した。累計の感染者数はそれぞれ81人、49人となった。

 県警は12日、さいたま市在住で、武南署東川口駅前交番に勤務する男性巡査部長(20歳代)が感染したと発表した。10日以降、出勤していなかったという。

 川口市の特別養護老人ホーム「春香苑」でも新たに男性入所者1人(80歳代)の感染が明らかになり、同ホームの感染者は計19人となった。川越市では、クラスターが発生した「赤心堂病院」に入院していた女性(50歳代)が感染し、同病院の感染者は計19人となった。

 越谷市の発表分には、同市内の介護老人福祉施設「キャンベルホーム」の女性入所者1人(90歳代以上)が含まれ、同施設の感染者は計20人となった。

 県によると、12日夕現在、入院者は指定医療機関が169人、一般医療機関が482人。ホテル療養は257人、自宅療養は686人。医療機関の退院やホテル・自宅療養の終了者は8334人。死者は170人。

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