山口真弓の「子どものココロとカラダを育む簡単レシピ」
妊娠・育児・性の悩み
お餅de中華風おこわ…いつも米でも、餅と一緒に炊き上げる
こんにちは。乳幼児専門の管理栄養士の山口真弓です。
2020年もあと5日ですね。新しい年を迎える準備は万端でしょうか。
お正月飾りは本日27日頃から飾り始めるのが一般的ですね。28日なら、末広がりの「八」で縁起が良い日とされているので、我が家では28日に飾るようにしていますよ。
お正月にはお餅を食べることが多いと思いますが、起源は平安時代。宮中で健康と長寿を祈願して行われた正月行事「歯固めの儀」に由来しているそうです。もともと昔から日本人にとってお祝い事や特別の日に食べる「ハレ」の食べ物であり、餅は長く伸びて切れないことから、長寿を願う意味も含まれているそうです。
そんなお餅を使った、おもてなしにもおすすめな中華風おこわをご紹介します。おこわはもち米を使うことが一般的ですが、いつも使っている米でも餅と一緒に炊き上げることで簡単に作ることができます。
来年のお正月は、多くの方が集まって顔を見合わせて新しい年を祝うことは少々難しいかもしれませんが、お子さんが生まれて初めてのお正月という方も多いでしょう。ご家族と一緒にゆっくりとお過ごしくださいね。
[作り方]
(1) 干しシイタケは水で戻し、角切りにする。時間がないときはお湯で戻す。豚こま肉は細かく刻み、(A)の調味料で下味をつける。
(2) タケノコ、ニンジンは角切りにする。タケノコの匂いが気になる場合はさっとゆでる。切り餅は半分の厚さに薄く切る(5mmくらい)。
(3) 炊飯器の内釜に研いだ米、(B)の調味料を加えてからシイタケの戻し汁、水を2合の目盛りまで加える。
(4) (1)、(2)、アミエビをのせ、餅を全体に広げ、炊飯モードで炊飯する。冷凍インゲンは解凍して1cm角に切る。
(5) 炊き上がったら、インゲンを加え、溶けた餅をまとわせるように全体を混ぜ合わせる。
※小さなお子さんでも食べやすいですが、もちもち感が気になる場合は、お餅を全面に広げず、炊き上がったら餅を避けて混ぜ合わせたものを子ども用とすると良いでしょう。
※味が薄ければ、炊き上がった後にしょうゆを加えて混ぜ合わせると良いでしょう。
(レシピ作成 乳幼児専門の管理栄養士 山口真弓)
※コメントは承認制で、リアルタイムでは掲載されません。
※個人情報は書き込まないでください。