山口真弓の「子どものココロとカラダを育む簡単レシピ」
エクササイズ・健康・ダイエット
ぽかぽか根菜すいとん…冬の七草である、カボチャ、レンコン、ニンジンを使い
こんにちは。乳幼児専門の管理栄養士の山口真弓です。
明日12月21日(月)は「冬至」。冬至の日に食べて「運」を味方につけるメニューをご紹介します。
冬至の食べ物と言えば「カボチャ」と答える方が多いかもしれませんね。なぜ、冬至にカボチャを食べるか……というと諸説ありますが、一つは「冬至にカボチャを食べると風邪をひかない」と言われています。夏にとれる野菜ですが、長期保存が利き、冬まで貯蔵することができるため、冬の貴重な栄養源であると同時に長寿の願いを込めて食べられています。
また、カボチャを漢字で書くと 南瓜 。運が倍になるという意味で、「ん」が二つ付く食べものを食べて、運を味方につける! 縁起をかつぐ! こんな意味もあります。
「カボチャ・レンコン・ニンジン・ギンナン・キンカン・寒天・うどん」は冬至七草、冬の七草とも言われています。
実は冬至はカボチャでなくてもよいのです。
今回は、冬の七草であるカボチャ・レンコン・ニンジンを使った、体がぽかぽかと温まるすいとん汁をご紹介します。すいとん団子は米粉を使っているので、小麦アレルギーのお子さんでも安心して食べることができますよ。お子さんと一緒に作るのもよいですね!
[作り方]
(1) 鶏もも肉は一口大に切り、塩 麹 をもみ込む。
(2)カボチャは3cm厚さぐらいに切り、ダイコンはいちょう切り、ニンジンやレンコンは乱切り、長ネギは斜め薄切りにし、シメジはほぐす。
(3) 鍋にシメジ→カボチャ→長ネギ→ダイコン→ニンジン→レンコン→→鶏肉の順に重ねて、昆布水を半量ほど入れ火にかけ、沸騰したら鶏もも肉を入れ、蓋をして弱火で15分ほど煮る。
(4) その間に米粉と豆腐を混ぜ合わせ、耳たぶくらいの硬さにまとめる。
(5) 野菜が軟らかくなったら、残りの昆布水を入れ、沸騰したら(4)を一口大にして手で丸め、平たく伸ばして鍋に入れる。すいとん団子に火が通るまで5分ほど煮る。
(6) みそを溶いて完成。
※今回は、冬至メニューのためカボチャ・ニンジン・レンコンを入れていますが、基本的に何を入れてもOK。年末の冷蔵庫掃除で残り野菜を使うのもおすすめです!
(レシピ作成 乳幼児専門の管理栄養士 山口真弓)
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