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爪水虫の治療薬に睡眠導入剤成分、9万錠回収…運転中に意識失い事故起こした人も

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 製薬会社「小林化工」(福井県)は、爪水虫など皮膚病の治療薬「イトラコナゾール錠50『MEEK』」の9~12月の出荷分約9万錠に、睡眠導入剤の成分を誤って混入していたとして自主回収すると発表した。

 同社によると、この治療薬は医師の処方箋が必要で市販されていない。4日までに大阪府と佐賀、岐阜、秋田各県の医療機関を受診し、薬を処方された男女計13人(2~77歳)から意識消失などの副作用が出た。1人が入院し、別の2人は車を運転中に意識を失って物損事故を起こしていた。

 12月に入り、医療機関に患者から「意識がもうろうとする」などの連絡が相次ぎ、同社が調べたところ、本来含まれない睡眠導入剤の成分「リルマザホン塩酸塩水和物」が混入していることが判明した。

 同社は「製造に関わった従業員のミスで、チェックもできていなかった」と説明している。治療薬には、通常の睡眠導入剤1回あたりの約2・5倍の量が混入していたという。

 同社は4日、厚生労働省などに経緯を報告。自主回収の対象は、ロット番号「T0EG08」。問い合わせは、同社学術部(0120・37・0690)。

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