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意外と開店している店あってビックリ・早い時間の密集が怖い…時短要請初日の埼玉

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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、埼玉県がさいたま市大宮区、川口市、越谷市にある酒類を提供する飲食店などに要請した営業時間の短縮が4日、始まった。17日までの2週間、午後10時までの営業とするよう求め、協力した店舗には28万円を支給する。例年は忘年会で盛り上がる師走の週末、大宮の繁華街では少人数で飲み歩く人が目立ったが、午後10時近くになると、多くの人が家路を急いでいた。(服部菜摘)

意外と開店している店あってビックリ・早い時間の密集が怖い…時短要請初日の埼玉

さいたま市大宮区では、営業時間の短縮を知らせる貼り紙がある居酒屋も(4日夜)

 要請初日の大宮では、入り口に「営業短縮 22時まで」などと書かれた貼り紙や看板を出している店が目立った。JR大宮駅西口の居酒屋「武州うどんあかね&みどりダイニング」では、午後9時過ぎから閉店に向けた片付けの作業が始まった。その頃、店内にいたのは1組だけ。友人と訪れていた男性会社員(46)は、普段は終電近くまで飲むこともあるというが「今日はこの店だけで、おとなしく帰るつもり」と話した。

 要請に応じずに午後10時以降も営業し、客を呼び込む店もあった。別の居酒屋から出てきた、さいたま市見沼区の男性会社員(40)は「意外とまだ開いている店もあって驚いた。今日は帰るけれど、明日以降は誘惑に負けてしまうかもしれない」と、苦笑いしながら駅に向かった。伊奈町の男子大学生(21)は「普段から遅くまで飲まないので、時短営業でも何も変わらない。むしろ早い時間に密集するのが怖い」と、県の要請への疑問を口にした。

 一方、対象地域以外でも自粛モードが広がる。川口市の不動産業の男性(42)は、要請が出ていない蕨市で飲もうと友人ら約30人にLINE(ライン)で声をかけたが、応じたのは1人だけだったという。「寒いから鍋でもつつこうと思ったのに。場所がどこであれ、皆がコロナを気にして、集まるのをためらっているのかもしれない」と話した。

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