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81歳の夫 よだれ止まらず

 81歳の夫。3、4年前から、よだれがひどくなり、歩く後から拭き掃除をしています。一日中、出ているようです。においもひどいです。歯槽のう漏も原因でしょうか。(80歳女性)

口腔、自律神経などに原因か

中川 洋一 鶴見大学歯学部付属病院口腔機能診療科准教授 (横浜市)

  病的なよだれを「 流涎りゅうぜん 症」といいます。唾液分泌過多症と、過度の唾液分泌はないのに 嚥下えんげ や口の開閉に問題があって唾液が口からあふれ出る運動機能障害があります。

 唾液分泌過多症は、義歯の状態が悪いとか口内炎があるとか口腔の問題が原因になることがあります。歯科や耳鼻咽喉科でのチェックが必要です。歯周病にも対処してもらってください。

 ただ多くは原因が特定できず、唾液分泌を促す自律神経の問題と考えられます。この場合は、自律神経に作用する薬を服用します。

 健康な状態では、口の中の唾液が一定量以上になると自然にのみ込む仕組みが働きます。この働きに障害が起きると、うまくのみ込めず唾液分泌が増えたように感じます。本来ならのみ込めるはずなのに、顎や舌の位置の問題で一時的にのみ込めなくなり、ティッシュで拭きとったりしているうちにのみ込むタイミングが分からなくなってしまう場合も多くあります。唾液を楽にのみ込むポイントは顎を引くことです。

 これとは別に、パーキンソン病などの神経疾患や加齢で嚥下障害が起こる場合があります。病気が疑われる時は神経内科などを受診してください。

 なお、口臭は流涎と関係ありません。歯科などで別の対処が必要になります。

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