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医療・健康・介護のコラム

[タレント・女優 青木さやかさん](下)犬猫の保護活動に8年前から 多頭飼育崩壊の現場で「誰が悪いんだろう」と

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 “キレキャラ”で人気を博したタレントの青木さやかさん。現在は、舞台やドラマで女優としても活躍、12月5日からは三谷幸喜さん演出の舞台「23階の笑い」(東京・世田谷パブリックシアター)に出演します。多忙な生活の傍ら、8年前から取り組んできた犬猫の保護活動にかける思いを、熱く語ってくれました。(聞き手・藤田勝、撮影・小倉和徳)

[タレント・女優 青木さやかさん]犬猫の保護活動に8年前から 多頭飼育崩壊の現場で「誰が悪いんだろう」と

自宅には保護猫2匹と犬1匹

――47歳になり、健康管理に気を使っていますか。

 昔は気力と体力だけで乗り越えられたのが、そうはいかなくなり、体のメンテナンスは大事だと思っています。食事はすごく気をつけていて、家で作る時は例えば、酵素玄米、ぬか漬け、みそ汁、後はたんぱく質があればいいか、という感じです。

――休日はどのように過ごしていますか。

 8年ほど、犬猫の保護活動を手伝っています。私がかかわっているNPO法人で保護している犬猫の世話や里親探し、一人暮らしの人が亡くなって残された猫や野良猫が産んだ猫の引き取りとか、みんな本当に忙しいんです。多頭飼育崩壊や虐待などもありますし……。家にも保護猫2匹と犬が1匹います。

――活動に注ぐエネルギーはどこから?

 私は子どもがいて、子育てをしています。縁があって、そういう状況になったからやっています。犬猫の保護活動も、見てしまったから、かかわってしまったからやっている。そんな気がします。やらなきゃいけないことが山ほどあって、みんな休みなしの24時間体制でやっています。

 犬も猫も、虐待された子は人間を信じていないので、すごく攻撃的なんです。顔がすごいし、かみつくし、みんな血だらけになりながら保護したりするんですよ。でも毎日愛情かけて世話していると、顔がどんどん変わっていって、いずれは里親さんのところにいく。それって、奇跡的なすごくいいシーンなんですよ。すごくいい舞台を見られるっていう感覚がありますよね。感動的ですよ。

動物を通して人間とかかわる

――多頭飼育崩壊は時々、ニュースにもなりますね。現場にも?

 行きました。でも、その当事者の方と話すと、動物への愛情は私よりもあるっていう感じがするんです。自分が病気だと思っていて、「早く治して、また引き取りたい」って泣きながら言う人もいるんです。そうなると、「誰が悪いんだろう」って思うんです。

 ストレスでそうなっただけで、誰かを責めるってことではない。多頭飼育崩壊も虐待も悪いかもしれないけど、そこに至る原因があって、治りたいと思っている人たちがいる。動物のことに取り組みながらも、人間とかかわることになり、すごくドラマチックで、自分自身も何かを気づかされる、そういう時間だったりしますね。エネルギーは、私の方がもらっているんだと思います。

――娘さんも関心を?

 私は、世の中の人全員が関心を持つべき問題だと思っています。「なぜ、それをやっているの?」って言う人もいるかもしれませんが、普通のことをやっているだけ。殺処分は痛みがないという人もいるけれど、動物は自分がどういう目に遭うかわかっているんです。もし、自分の犬猫がそんな目に遭ったら……って考えると、「何かしないといけない」と思うはず。娘も関心があるというより、もう、日常の中にそれがあるっていう感じです。

 でも、まだ実情を知らない人がたくさんいます。去年から私が声を上げ始めたのは、微力だけれども、私が伝えられることもあるのかなと思うようになったからです。

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