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転機の災害医療<1>DMAT、集団感染の船へ

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転機の災害医療<1>DMAT、集団感染の船へ

大黒ふ頭に着岸したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(読売ヘリから。2020年2月6日撮影)

 新型コロナウイルスの脅威が日本に迫っていた2月7日夜、総合診療医の鈴木諭(40)ら利根中央病院(群馬県沼田市)の災害派遣医療チーム(DMAT)は、千葉県柏市に入った。翌日、中国・武漢からの帰国者を経過観察する国の施設を支援するためだ。

 看護師、事務職員と3人のチームで、夕食がてら打ち合わせしていた午後8時頃、鈴木のスマートフォンが鳴った。東京都立川市にあるDMAT事務局からだ。

 「あす朝7時、横浜に行けるか。船に乗ってくれるチームを探している」

 応対しながら鈴木は、他の2人が身を硬くしたのに気づいた。その頃、横浜港・大黒ふ頭に停泊する英国船籍のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で起きた集団感染が、世間を騒がせ始めていた。乗客乗員合わせて約3700人が乗る大型船。国内への感染拡大につながるかもしれない。危機感が高まっていた。

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