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都内の重症者、宣言解除後最多の60人…新たに481人感染確認

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 新型コロナウイルスに感染した東京都内の重症者が26日、60人になった。前日より6人増え、緊急事態宣言解除後の最多を3日連続で更新した。一方、同日開かれた都のモニタリング(監視)会議は、都内の医療体制について「危機的とまでは言えない」とし、4段階で評価する医療提供体制の警戒レベルを、上から2番目に深刻なレベルに据え置いた。

 都内の重症者は、9~10月は30人前後で推移していた。今月に入って増加傾向が顕著となり、14日には41人に。24日には51人となって緊急事態宣言解除後の最多を更新し、それから2日で60人にまで増えた。都内で確保している重症者向け病床150床のうち、40%が埋まったことになる。

 重症者60人の年代別では、70歳代が24人で最も多く、60歳代以上が計49人で8割を占める。都の担当者は「重症化しやすい高齢者の感染が相次いでいることが背景にある」としている。

 都内では、26日も481人の新規感染者が確認され、2日連続で400人を上回った。モニタリング会議は、4段階で示す感染状況の警戒レベルを、最も深刻なレベルで維持。専門家は感染経路不明者が増えていることなどを指摘し、「通常医療が圧迫される深刻な状況が目の前に来ている」と警告した。

 会議では、医療提供体制についても、「今後、重症者の増加が予想され、通常の医療体制との両立が極めて困難になる」との厳しい見通しが示された。警戒レベルの引き上げを見送った理由について、都医師会の猪口正孝副会長は会議後、報道陣に、病床に余力があることを挙げた。

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