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「大阪市に余暇で行くのは控えて」奈良知事、県民に呼びかけ

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 国内の新型コロナウイルスの感染者は25日、徳島を除く46都道府県と空港検疫で新たに1946人確認された。死者は北海道で6人、東京、埼玉、愛知、大阪で各3人など計21人に上った。厚生労働省によると、重症者は前日比31人増の376人で過去最多を更新した。

 大阪府では新たに318人確認された。入院中の重症者は4人増えて107人で、重症病床使用率は前日から1・9ポイント増の51・9%となった。死者は70歳~100歳代の男女3人。大阪市内の病院や児童施設などでクラスター(感染集団)が発生した。

 22日時点で18・9%まで上昇していた陽性率は5・5%まで下がった。大阪では24日から、かかりつけ医などで検査できる「診療・検査医療機関」制度が本格的に始まり、検査件数が増えたことが要因とみられる。

 東京都内では新たに401人の感染が確認され、4日ぶりに400人を上回った。入院患者は1561人と2日続けて1500人超となった。直近1週間の平均陽性率は6・6%だった。

 兵庫県では神戸市立病院でクラスターが発生するなど101人が感染し、累計で5000人を超えた。

     ◇

 奈良県は25日、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、大阪市内で感染するケースが相次いでいるとして、県民に対し、同市への往来を自粛するよう呼びかけることを決めた。通勤通学は対象外とする。

 県内で確認された感染者は10月は79人だが、11月は25日までで既に375人に上っている。県によると、最近約1か月間の感染者のうち、2割弱が通勤や通学、買い物などで大阪を訪れた人が占めている。荒井正吾知事は会議で、「大阪市に余暇で行くのは控えてほしい」と述べた。感染リスクが高い場所に行った時には、帰宅後すぐに着替えるなどの感染予防も求める。

 一方、政府の観光支援事業「Go To トラベル」からの除外は求めない。荒井知事は会議後の記者会見で、「県内に観光に訪れた人からの感染は確認されていない」と理由を述べた。

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