医療大全
医療大全
下肢静脈瘤<4>手術 よく考えて判断を
ぼこぼこと浮き上がる血管のコブや、皮膚にあいた穴。待合室には、そんな足の写真が貼ってあった。
東京都のサービス業B子さん(50)は9月、両足のむくみが気になり、インターネットで検索し、都内の診療所を受診した。
「私も、このままだと、ひどくなっちゃうかな」
B子さんは、写真を見て焦った。医師は、ひざ下に超音波のセンサーをさっとあて、「下肢静脈 瘤 です。手術しないとね」と告げた。
手術前の検査まで済ませた帰り道、「あんなに短い診察だけで決めて大丈夫かな」と心配になった。
数日後、別の診療所を受診してみた。技師と医師が、太ももから足首まで念入りにチェックしてくれた。
「きれいな足です。血管は何の問題もありません」
この記事は読者会員限定です。
読売新聞の購読者は、読者会員登録(無料)をしていただくと閲覧できます。
【関連記事】