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岩手を訪れた観光客「東北の感染者は少ない、まだ大丈夫」

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日本医師会が「我慢の3連休」と呼びかけるなか、大勢の人でにぎわう「よ市」(21日、盛岡市で)=黒山幹太撮影

 新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、秋の3連休が21日、始まった。日本医師会は「我慢の3連休」として不要不急の外出の自粛を呼びかけているが、行楽地の人出に大きな変化はなく、店は恐る恐る客を迎え入れた。岩手県は21日、2日連続で最多となる15人の新規感染者を確認し、一層の警戒を求めた。

 花巻空港では行楽地を目指す観光客の姿が目立った。名古屋市から友人2人と訪れ、本県で1泊するという男性会社員(24)は「予約後に新型コロナが拡大していて、来ていいのか迷った。でも、東北の感染者は全国的には少ないので、まだ大丈夫だと思う」と話した。

 盛岡市で毎週土曜に開かれる露店市「よ市」にも、21日は多くの客が詰めかけた。実行委員会によると、人出は先週末とほぼ変わらなかった。28日に今年最後を迎える。

 しかし、感染拡大の中、「コロナ慣れの風潮」を不安視する声もある。菅原奎一郎委員長(73)は「何事もなく、今年のよ市が終わってほしい」と話す。

 飲食店の利用客から感染者が確認された宮古市。「丼の店おいかわ」は、飲食店支援事業「Go To イート」のプレミアム付き食事券で会計する観光客を迎え入れているが、従業員は恐る恐る接客している。店長の片岡健一さん(44)は「売り上げも大事だが、従業員の安全も守らなくてはならない」と話す。

 公共施設の休館やイベント中止も相次いでいる。滝沢市で21、22の両日に開く予定だった「き火ぷらす」は中止となった。風通しのよい屋外でたき火を囲み、焼き芋を味わう行事としていたが、市内で感染者が増えたため、開催を断念した。

 20日に町内で初めて感染者が確認された住田町は、中央公民館図書室、各地区公民館、民俗資料館などを12月3日まで休館している。

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