山口真弓の「子どものココロとカラダを育む簡単レシピ」
健康・ダイエット・エクササイズ
青菜のいり豆腐…色遣いと甘味をプラス
こんにちは。乳幼児専門の管理栄養士の山口真弓です。
今回は、色遣いと甘味をプラスして食べやすくした青菜のいり豆腐をご紹介します。
“好き嫌い・偏食とどうお付き合いしていくか……”「いろんな味の記憶を持たせてほしい」
野菜など、自然にできるものは、収穫時期・場所、調理法などによって味が大きく変わっていきます。よって、何度食べても「初めての味」と感じてしまいます。新規性恐怖と言って、初めて見る食べ物に対しては、まず恐怖心をもち、警戒してしまうものなのです。
野菜をおいしく食べられるようになるためには、何度も何度もその野菜を食べて、さまざまな味を知ること! そうやってさまざまな味のデータが記憶され蓄積されていくと、その味を受け入れ、おいしいと感じるようになるのです。
だから、「今」苦手なものでも食卓には出してあげてください。
ただ、そのとき大事なことは「ママやパパ、一緒に食べる人たちがニコニコおいしそうに食べる姿を子どもに見せる!」ということ。おいしそうに食べている姿を見ることで、子どもは安心して口に入れることができ、食べられるようになっていきます。まずは「安心感」をお子さんと一緒に積み重ねていってみてくださいね。
[作り方]
(1) 豆腐はキッチンペーパーに挟んで、電子レンジで2分加熱し、ざるに上げ、水切りする。
(2) ニンジンは薄い輪切りにしてから、せん切りにする(繊維を断つせん切り)。コマツナは細かめに切る。卵は溶きほぐす。
(3) フライパンにゴマ油をしき、野菜と塩を入れて中火でいため、(1)の豆腐を入れて水分が飛ぶまで2~3分いためる。
(4) (A)の調味料と水を加えて、蓋をしてニンジンとコマツナの茎が軟らかくなるように2~3分煮る。
(5) 卵を入れて1~2分いる。
※常備菜として冷蔵ストックしておくと便利。
(レシピ作成 乳幼児専門の管理栄養士 山口真弓)
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